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赤城忠治(作曲・演奏・ヴォーカル)vs古波津監督対談#2


古: 主人公がマリオネット達と、そしてアンバーの大きく二種類いるわけです。感情の動きも全く違う二種類が同時に変化しているから、映像は一つでもアンバーの気持ちだったりマリオネット達の気持ちだったり、付ける音楽で解釈が変わるんです。
演出する側としてはその選択がとても面白かった。

赤: しかしひとつの映画の中に、これほどたくさんの感情表現を持つ音楽が立ち並び流れ続ける短編映画は他に類を見ないですね。
”マリオネット”の夏の大変な撮影が終わり、最初に戴いた荒編集の段階では前半の部分に仮としてモーリスラベルのピアノ曲やコンチェルトが当てられていましたね。監督は最終的に全てオリジナルの音楽に差し替えたいという希望があって、それに対してどうすべきか考えた結果僕はこの映画をより完璧なものに仕上げる為に、3人目の作曲家を起用したいと相談しましたよね。

古: スーパー贅沢なプロジェクトですよ!バチが当たるんじゃないかと今でも心配。ちなみにラベルは最初、少女の空想シーンに当てていましたね。

赤: そこで、オンドマルトノ奏者でクラシック界で世界的に御活躍の原田節さんにお願いすることにしました。じつは原田さんとは ここ数年不思議なご縁で、自分のアルバムや前回の古波津監督作品の ”築城せよ”にも参加していただいたりしていて原田さんは僕の作る音楽の理解者でもあったし、心から尊敬する優れたアーティストでなんでも相談できる友人のひとりでもあったので、彼以外には他に考えられなかったです。
既にできている自分の楽曲の中間にすり合わせるように新たに音楽を入れてゆくことは大変だったと思う。

古: それはやりにくいですよ。後でハラダさんにじっくり聞きましょう!

赤: 最初にあてていた僕の曲を受け原田さんは曲を書き始め、それを受け、今まで作った自分の音楽を更に修正を加えたり、新たに足したりを繰り返しました。正直言ってこの仕事に終わりはあるのか?(笑い)と思うときもありましたが、いつもの事といえば予定通りな成り行きでしたね。(笑)

古: ははは!ぐるぐる回って一度OKになった曲もまた作り直してって、螺旋階段をあがるような展開だったね。とてもスリリングで、作る方はハンパじゃなかったと思うけど、聞く方は聞くたびグレードが上がって感動するんだよね。

赤: ひとつの映像の上で、まったく違う3人の感性のコラボレーションが成功しましたね。ほんとに美しく深い仕上がりを見せましたね。はじめてできあがり観た時嬉しくて感動しましたよ。 

古: 僕もです。さて次回は赤城さんのオープニングテーマ、あの謎の言葉の内容に迫ります!
お楽しみに。



  映画「マリオネット」の詳細はhttp://www.no-work.com/marionette/

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